フォレンジック情報を含めてiPhoneのメッセージをエクスポートする方法
この記事では、ベイツ番号、メッセージやデバイスの識別情報、送信者の詳細など、証拠資料の整理や確認に役立つ情報を付けてiPhoneメッセージをエクスポートする方法をご紹介します。
注: この記事で紹介する機能の一部は、Mac版のTouchCopyにはまだ実装されていません。
TouchCopyでiPhoneメッセージを表示・検索する方法については、こちらの記事をご覧ください。
TouchCopyでiPhoneメッセージを印刷する方法や、識別情報を追加せずにPDFにエクスポートする方法については、それぞれのガイドをご覧ください。
証拠資料の作成に役立つTouchCopyの主な機能
- メッセージ識別番号: 会話内の各メッセージに番号を付け、参照しやすくします。
- ベイツ番号: エクスポートしたPDFの各ページに連番のベイツ番号を付け、資料を探したり整理したりしやすくします。
- ベイツ番号のカスタム接頭辞: 案件番号や文書番号など、任意の接頭辞をベイツ番号に追加します。
- 識別情報付きフッター: デバイス情報、エクスポート日時、デバイス固有の識別子を追加します。
- 送信者の詳細: 送信メッセージの上に自分の名前や電話番号を表示します。
- PDFのページ番号: ベイツ番号が不要な場合は、通常のページ番号を追加できます。
識別情報を付けてiPhoneメッセージをエクスポートする手順
1: TouchCopyをダウンロードしてインストールし、起動します。
2: TouchCopyの「設定」をクリックし、「メッセージ」を選択します。
3: 必要に応じて識別情報の設定を変更します。
4: iPhoneを接続し、左側のサイドバーで「メッセージ」を開いてメッセージを表示します。
5: 選択した会話の上にある「PDFとして保存」、または希望する別の形式を選択します。
6: 保存先を選択し、会話を保存します。
識別情報の追加にはPDF形式が最も適していますが、ほかの対応形式でも利用できます。
識別情報の有無による会話のエクスポート例
以下のスクリーンショットは、通常の会話のエクスポートと、TouchCopyで識別情報を追加したエクスポートの違いを示しています。同じように設定するには、この記事の最後にある推奨設定をご覧ください。
追加前
追加後
メッセージに追加する識別情報の設定
ここでは、TouchCopyで利用できる各設定と、エクスポートした文書に各設定がどのように反映されるかを詳しく説明します。これらの設定は「設定」>「メッセージ」から開くことができます。メッセージに関するすべての設定については、設定ガイドをご覧ください。以下はTouchCopyの識別情報に関する設定画面です。
フッターのスタイル
ドロップダウンメニューで、エクスポートした会話の最終ページにフッターを追加するかどうかを選択できます。追加すると、デバイス情報や会話をエクスポートした日時が表示されます。
標準:
デバイス名と文書をエクスポートした日時など、基本的な情報を表示します。
詳細:
iPhoneの固有識別子(UID)を含む、より詳しい情報を表示します。
メッセージ識別番号
「フォレンジックオプション」で「メッセージ識別番号を含める」を選択すると、会話内の各メッセージに連番が付きます。これにより、エクスポートした文書内で特定のメッセージを簡単に識別・参照できるようになります。
以下のスクリーンショットでは、各メッセージの横に表示される番号を赤色で強調しています。
追加前
追加後
ベイツ番号
「フォレンジックオプション」で「PDFエクスポートにベイツ番号を含める」を選択すると、エクスポートしたPDFの各ページに連番の識別番号が付き、ページを簡単に識別・参照できるようになります。以下は、ベイツ番号とカスタム接頭辞の各セクションにある表示例で使用した設定です。
各ページのフッターにベイツ番号を追加します。
ベイツ番号のカスタム接頭辞
各ベイツ番号に接頭辞を追加できます。ベイツ番号はエクスポートするたびに最初から振り直されるため、すべてのページを一意に参照できるよう、会話ごとに異なる接頭辞を使うことをお勧めします。
各ベイツ番号の前に、指定した接頭辞を表示します(赤色で強調した部分)。
送信メッセージの上に送信者情報を表示
自分の名前や電話番号を手動で入力し、各送信メッセージの上に表示できるオプションです。会話内で送信者を特定するのに役立ちます。以下のスクリーンショットは、この設定を有効にする場所と、表示例に使用した入力内容を示しています。
以下の2枚のスクリーンショットは、それぞれの設定を使った場合の送信メッセージの表示例です(変更箇所を赤色で強調しています)。
名前
名前と電話番号
PDFのページ番号
この設定を有効にすると、エクスポートしたPDFに通常のページ番号が追加されます。PDFへのエクスポート時にも利用できます。
注: ベイツ番号を有効にすると、通常のPDFページ番号の代わりにベイツ番号が表示されます。
各ページのフッターに通常のページ番号を追加します(赤色で強調した部分)。
推奨設定
識別情報を付けてメッセージをエクスポートする場合は、以下の設定をお勧めします。これらのオプションを使うと、TouchCopyで利用できる識別情報やデバイス情報を幅広く追加でき、証拠資料の確認や法的な手続きに備えて、エクスポートした会話を整理したり、特定の箇所を参照・確認したりしやすくなります。裁判で使用するメッセージを印刷する方法もご覧ください。
| 設定項目 |
推奨値 |
| エクスポート形式 |
PDF |
| フッターのスタイル |
詳細 |
| メッセージ識別番号 |
有効 |
| ベイツ番号 |
有効 |
| ベイツ番号のカスタム接頭辞 |
有効(案件や文書ごとに固有の接頭辞を指定) |
| メッセージの上に名前を表示 |
有効 |
| メッセージの上に電話番号を表示 |
有効 |
| メッセージの並べ替え順 |
古い順 |
重要: 法的手続きでメッセージが必要な場合は、弁護士、裁判所、または法律の専門家に要件をご確認ください。TouchCopyやDroid Transferで印刷したメッセージを裁判で証拠として提出できたというお客様からの報告はありますが、当社はこれらの案件の詳細を把握しておらず、いずれの案件にも関与していません。また、Wide Angle Softwareは、当社製品を使用して取得したデータの法科学的な正確性を保証することはできません。
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